人気ブログランキング |

<   2009年 02月 ( 25 )   > この月の画像一覧

「神話の里を歩く」葛城古道その5

先日、フィルムカメラ機「PENTAX ME」を持参して分かったのですが、
広角レンズとして利用しているCarlZeiss DistagonT* 28mmF2.8ですが、
35mm(いわゆるフィルム換算)に換算すると42mmなんですね。
K20DにDistagonを装着している時の画角と
MEにFA43mmlimitedを装着している画角がほぼ一緒!!

デジタルのマジックなのかどうなのか・・・
ちなみにDistagonをMEに装着した事もありますが、
どえらく広角に映ってくれます。

ちなみに単焦点で一番焦点距離が長いのがFA77mm。
これは35mm換算すると、115.5mm。
結構な望遠です。

ズームレンズ一本で事が足りるといわれればそれまでですが、
単焦点には単焦点の魅力があって面白いんです。

あ、「風景しか撮影しないんですか?」って聞かれない事も無いんですが、
別に風景しか撮影してない訳じゃないんです。
結婚式とかでは普通に人の写真とかジャンジャン撮るんです。
でもブログに載せないだけです(笑)

まぁ、出歩く時は風景しか撮りませんね。
極力人も映さないようにしてますし。




話を戻して、葛城古道です。
高天原からすぐの場所に「橋本院」というお寺があります。

このお寺は、お堂とか別にある訳ではないのですが、
お庭がバカでっかいんです。
金剛山を借景に広大な敷地が広がっています。
梅や桜、紫陽花に石楠花、多分コスモスとかもあるでしょう。
訪れた時は蝋梅が当たり一面を覆っていました。



e0145635_19502377.jpg




【橋本院の地蔵さん】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/125sec
F8.0
露出補正 -1.0
ISO感度100


e0145635_19503337.jpg




【橋本院の庭園】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/100sec
F8.0
露出補正 -1.0
ISO感度100




庭園を見て頂ければ分かるとおりです。
ん~、庭園という表現で良いのかな・・・?



e0145635_1952953.jpg




【咲き誇る蝋梅】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/200sec
F8.0
露出補正 0.3
ISO感度100




蝋梅は非常に良い香りが強く漂います。
私が好きな花の匂いの一つです。


さて、橋本院は高天原の中腹よりやや頂上らへんにあります。
つまりこれから葛城古道は山の中を抜けて下りていかなければなりません。



e0145635_19551213.jpg







【下山中その1】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/25sec
F5.6
露出補正 -1.0
ISO感度100


e0145635_19561446.jpg







【下山中その2】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/30sec
F5.6
露出補正 -0.3
ISO感度100


e0145635_19561231.jpg







【下山中その3】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/25sec
F5.6
露出補正 -1.3
ISO感度100


e0145635_1957317.jpg







【下山中その4】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/25sec
F5.6
露出補正 -1.3
ISO感度100




普通の山道です。
これ逆に登ると凄くしんどかったと思います。
逆ルートで行って正解だと思いました。
途中滝みたいな場所を通りましたが、
足場が狭い上に悪く、写真撮ってる場合ではありませんでした。


下山するとこんな景色が広がっています。



e0145635_2014830.jpg




【梅野原?】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/400sec
F5.6
露出補正 0.7
ISO感度100


e0145635_2014756.jpg




【まだ残る柿】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/200sec
F5.6
露出補正 1.3
ISO感度100




葛城古道は本当にのんびりとした風景が広がります。
by keisukerudolf | 2009-02-07 20:02 | PENTAX K20D

「神話の里を歩く」葛城古道その4

日本の神話には「高天原」という地名が出てきます。


高天原(たかまがはら)とは、「神々が住む場所」と言われております。
天照大神が生まれた時に、高天原を治めるように言われたとされています。


この高天原という地名は、葛城古道の御所市の他に、
宮崎の高千穂や熊本の阿蘇など九州などに多く存在しますが、
平安時代までは高天原=御所が定説だったようです。


本当に高天原が神話だけの世界だったかどうかは分かりませんが、
実際葛城古道の高天原は古くからある地名だそうです。
そして、何やら雰囲気そのものも神秘そのものです。



e0145635_18131111.jpg







【高天原に通ずる山道】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/15sec
F5.6
露出補正 -0.3
ISO感度100




e0145635_18181410.jpg




【眼前に広がる神話の世界】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/125sec
F5.6
露出補正 -1.0
ISO感度100




高天原には高天彦神社という神社があります。
眼前に広がる神話の世界の写真は、
まさにその神社+御神体山の白雲嶽です。




e0145635_18213581.jpg




【高天彦神社】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/15sec
F5.6
露出補正 0.0
ISO感度100




それほど大きな神社ではありません。
それほど尊大な神社でもありません。
大きさで言えば、春日大社に劣りますし、
尊大さで言えば、大神神社に劣ります。
しかし、持つ雰囲気の神々しさは圧倒的です。
紀元前にタイムスリップしたような感覚になります。



e0145635_18234262.jpg







【かえる石】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/40sec
F5.6
露出補正 -0.7
ISO感度100




e0145635_1824245.jpg




【通説「高天原」】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/200sec
F5.6
露出補正 0.3
ISO感度100




高天彦神社から橋本院へとつながる道中、
台地状の土地が広がっています。
ここが高天原だといわれております。


真実の程は分かりませんが、日本最古の棚田だそうです。
神話の世界に入ってしまうくらい昔から
ここに人が住んでいて、集落があったのは間違いないと思います。



e0145635_1827892.jpg







【高天原から金剛山を】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/320sec
F5.6
露出補正 -0.7
ISO感度100




そもそも、金剛山の事を奈良側の人達は「高天原」と呼んでいたそうです。
風の森があったり、高天原があったりと中々歴史を感じさせてくれます。


1000年後まで遺しておきたい風景だと思います。
by keisukerudolf | 2009-02-06 18:28 | PENTAX K20D

「神話の里を歩く」葛城古道その3

風の森神社から15分も歩かないうちに、朱色の鳥居が見えてきます。
それが高鴨神社です。


高鴨神社とは、葛城出身の一族「鴨」氏の氏神様として祀られています。
なんと、京都の世界文化遺産に登録されている「下賀茂」「上賀茂」の親玉、
という事になるんですね。
それは基より、日本各地に存在する「鴨」「加茂」「賀茂」神社の
親玉でもあります。


ここの神社には池があるのですが、非常に神秘です。
しかも池を眺めている最中に雪まで降ってきました。


ご覧下さい。



e0145635_19302748.jpg







【神秘】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/40sec
F5.6
露出補正 -0.7
ISO感度100




e0145635_1931467.jpg







【枝葉と雪】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/40sec
F5.6
露出補正 0.0
ISO感度100





e0145635_1934123.jpg







【池面に雪】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/125sec
F5.6
露出補正 -1.0
ISO感度100




最後に、FA77で撮影した「神秘」を。



e0145635_19352783.jpg




【神秘@FA77】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/30sec
F8.0
露出補正 0.3
ISO感度100





FA77でしか撮影出来ない写真だと思います。
レンズ沼最高~!
by keisukerudolf | 2009-02-05 19:36 | PENTAX K20D

「神話の里を歩く」葛城古道その2

昨日の続きです。


船宿寺を満喫してから、歩く事約30分。
私が葛城古道に訪れたら絶対に行こうと思っていた場所に着きます。




e0145635_21203864.jpg




【風の森】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/100sec
F9.0
露出補正 -0.3
ISO感度100




その名前が実に好きです。
この場所は金剛山の麓、南西に位置しています。
天気が西から代わる様に、風は基本西から東へ流れます。
大阪方面の風は葛城・金剛山を迂回して、この地へ目掛けてきます。
その為非常に風が強いです。


私が訪れた時もそうですが、何と言うのでしょうか、
空が唸るというか、大風が吹く時の音がずっとしていました。
大昔からそれは変わらない事だそうで、
「風の森神社」という祠を建てて祀っています。


e0145635_21301059.jpg




【風の森から吉野大峯方面】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/400sec
F9.0
露出補正 2.0
ISO感度100




e0145635_21321938.jpg




【吉野方面の連山】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/800sec
F5.6
露出補正 1.3
ISO感度100




風景は何も物語りませんが、
この風景は2000年前とそう変わらないような気がします。
by keisukerudolf | 2009-02-04 21:33 | PENTAX K20D

「神話の里を歩く」葛城古道その1

1月に頑張って奈良のあちこちを歩き回った疲労が溜まったのか、
先月末から今朝まで高熱で完全にダウンしておりました。
「無理して頑張りすぎてバランスを崩す」という昔からの悪い癖が出たようです。


今日は春日大社の節分万灯会なので楽しみにしていたのですが、
病み上がりという事と、あいにくの雨なので参加中止にしました。
個人的には凄く楽しみにしてたんですけど、仕方ありません。
もっと自分の体の出すサインに敏感であろうと思います。



さて今日からは、数回に分けて奈良の古道シリーズを紹介します。
と言いますのも、無理をしながらも葛城古道と山辺の道を完歩しました。
徐々に写真を交えて紹介したいと思います。




葛城古道は、葛城山・金剛山の東の麓を走る道です。

「葛城古道」という名前ですが、その殆どは御所市にあります。
これは御所市が昔、南葛城郡だったことや、
周辺が古代ヤマト王朝を支えた葛城氏を輩出した縁の場所
だからだといわれています。


最近のパンフレットでは、「日本神話の里」とも言われています。
明日以降の紹介になりますが、一説には降臨伝説の高天原が存在したり、
古代ヤマト王朝以前に勢力を誇っていた葛城王朝が存在していたりと
(これは欠史八代が葛城に都を置いていた事との関連性もあります)
正史に残されていない古くからある場所である事が伺えます。



下調べをしていると、ルートは近鉄・JR御所駅~風の森峠あたり。
総距離は約14Km。山辺の道と大差はない。
初めて行くので、下り工程が多い逆ルート(風の里→御所駅)を取る事に。


朝7時半に起きて、8時に家を出発。
9時14分に近鉄大和八木駅を出発するバスに乗る為である。
天気は概ね良好。大和八木駅の喫茶店で時間を潰す。


バスは定刻に出発。何と大和八木駅から和歌山の新宮駅まで行くバスだ。
2時間に1本しか来ないし、9時台、11時台、13時台の3本しか走らない。
運行距離が距離だけに、致し方ないか。
花の寺の船宿寺に寄りたかったので、最寄のバス停で下車。既に10時。



e0145635_16454079.jpg




【船宿寺から金剛山系】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/200sec
F5.6
露出補正 1.3
ISO感度100




奈良県北部の写真を中心に撮影してきたのですが、
正直このような光景はあまり目にした事が無い。
平群(生駒郡)周辺に似ているとも言えるが、
そこまで拓けていない。



e0145635_16514059.jpg







【ツツジとサザンカと山門】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/80sec
F5.6
露出補正 -0.3
ISO感度100




関西花の寺にも選ばれているほどであるが、
これは見事なツツジである。
そして散り始めのサザンカの美しさとのバランスが
なんとも言えず神秘な場所に来た事を伺わせてくれる。



e0145635_16545020.jpg




【境内のツツジ】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/60sec
F5.6
露出補正 0.0
ISO感度100




e0145635_16565056.jpg







【水仙】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/80sec
F5.6
露出補正 -0.7
ISO感度100




拝観は無料である、実にありがたいお寺である。
そういえば、葛城古道で色々な寺社仏閣を巡ったが、
いずれも拝観料は無料だった。
交通費は高く付くが、行ってしまえば安く上がる。

葛城山系と言えばツツジが群生している事で知られているが、
今年の春もこの寺にはツツジが盛りに咲くのであろう。



e0145635_171713.jpg




【船宿寺から風の森峠へ】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/160sec
F9.0
露出補正 -1.0
ISO感度100




続く。
by keisukerudolf | 2009-02-03 17:02 | PENTAX K20D