でも「これが正しい」とは思ってない

今日は、ちょっと感ずるままに。


もうこのブログでは言わずもがなだけど、
僕はうつ病を患って久しい。
だけど、週に4日ほどは8時から17時までアルバイトに
いそしむだけの体力はある。


たいそれた病人とかでは無く、
少し考え方に偏りがある程度の
ごくごく普通の「人」であるには違いない。


って事をある程度公言しているし、
同じ心の病を患っている人には
何らか関わりたいと思うので、
様々な団体と実際に接する機会があったりしますし、
有難い事に、お誘いの声を頂く時もある。


正直、色んな方の価値観に触れる事が多いのだが、
「どうしちゃったの?」と思う事が多い。


「うつを経験して、地獄を見た後に、まるで導かれたような
 全能的に物事を肯定出来るようになった」など云々。


無い。絶対んな事無い。


失敗は無いとは思えるようになったけど、
自分がやっている事が全て正しいなんて
僕には到底思えん。


まぁ正しいかどうかは、僕が決める事だから
別にいいんだけど。
僕は他人の正義感や全能感を押し付けられるのが嫌なだけ。
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# by keisukerudolf | 2010-10-19 20:17 | 前略、失敗の神様

「失敗」は無いよね

通ってる心療内科のドクターの名台詞。


最近、ようやっとそのドクターの言葉の意味が
自分の腑に落ちてきている感じがします。


昨日、定期健診でカウンセリングを受けていたのですが、
「最近の高橋君は『動』になってきたね」
と言われて、一つの気付きが。


頭の中であーだ、こーだと色々考えるのだけれど、
考えるだけであんまりそれを行動に移した事って少なくて。
まぁ、早い話が「考え過ぎ」な僕がいた訳です。


ところが、縁があって「つぶまち委員会」という
奈良の町おこしをやっている方々とお逢いするきっかけが出来てから、
僕の中で色んな変化が起こってきたように感じる。


まず、写真を撮るのが怖くなった、というのも一つ。
でも、ファインダーを覗いて被写体と向き合っている時は、
紛れも無く心が良い意味で湧き上がっているのも一つ。


そして、歴史と散策が好きなので、
「なら・大人の遠足」という企画を
思いつきでありながらやってみたら、
告知時期も短かったのに13人も参加者が集まって、
(まぁスタッフも合わせての人数ですが)
若干、僕の手落ちでご迷惑をお掛けした部分もありましたが
(出発する時に、全員集まってるかの確認を忘れて、
 途中で「あれ? あの人は?」になって、僕の顔真っ青)
概ね参加された方には好評でした。


むしろ「次の大人の遠足も楽しみにしてます!」と
お声を掛けて頂いたり、「次はここ行きたいですね!」と
アドバイスを頂いたりして、
思いつきの企画ではありながら、一度やった事で
企画そのものが深まっていく瞬間に携われたのは
僕の中で得られた成功体験なのでしょう。


ぶっちゃけ、第二回をするのにも、
「成功」は無いんだと思います。
あるなら、既に誰かがやってると思います。
無いから、人それぞれが各々アイデアを持ち寄って、
ベターな方向性で進んでいくんだろうと思っています。


「反省点」は確かにありますが、
「失敗」は不幸中の幸い、無かったとすら思います。
何分、参加者全員が無事帰宅されたのが、
僕にとって一番の成功だったと思っています。


そう、失敗って自分が決める事だけの事で、
それを「失敗じゃない」と思えたら、楽になるんです。
「あぁ、僕にはこういう足りないところがあるんだ」っていう
一つの発見にもなりますし。
その瞬間は少し凹みますが。


日常経験でほら貝吹ける経験なんて無いですし、
神に捧げられるお神酒の原水になる井戸水飲む経験なんて
滅多にあるもんでも無いですしね。


タイムスケジュールは、少しグダグダしましたが、
とりあえず一回目というスタートは切れた。
そして、何も大事が起こらずに無事収拾出来た。
メインテーマの「大人になって感じる奈良の魅力」を
みんなで話し合う機会があった、というのに
僕は意義を感じる訳です。


だから、反省点はありましたが、
失敗は無かったと思っています。
期待外れはちょっとあったかもですが。」


人生も然り。
期待はずれはあっても、失敗は無いんですよね。
責任を明らかにしてやる以上、失敗は多分無いです。
何らかしら得られているものがあるはずなので。


出来れば今月末、無理なら11月末に2回目はやる予定です。
成功はないですが、失敗も又無いんだという事。
これは肝に銘じたいです。
間違ってても良い。
でも、得られるものは必ずあるはず。
期待を超えたら感動するはず。


そんな事を思いながら、奈良にドップリな私です。
ではでは。
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# by keisukerudolf | 2010-10-17 00:53 | 前略、失敗の神様

「自己肯定感ってなんやろう」を読んで

講座の実技でアドバイザー(先生)に
「あなたの課題は自己肯定感ね」
と言われて実に久しい。


で、先日のブログにも書いたように、
自分なりに「自己肯定」について調べたり、
どうやったら自己肯定出来るかと思い悩んでいた。


そして「自己肯定出来んくらい不安です」と訴えて
同じグループの人にアドバイスを頂いた経緯は
このブログでも過去に紹介した通り。


不思議なもので、同じグループの別の方が
「自己肯定ってなんやろう」
という本を貸して下さった。
全然分厚くなく読み易い本だったので、
一時間程度で読み終わることが出来た。


確かに読み終わる事は出来た。
でも一度では受け止めきれないくらい、
凄い意味深いボールを投げ掛けられているような
そんな気分になった。


この本ではこう訴えている。


『自分の良さを無理して見つける事が大切じゃない。
 自分が背負っている「借金」みたいなものを受け止めて、
 それでも生きようとしている自分を受け容れてみよう』


既に自己肯定が出来ている方には、
「当たり前やん。そんなんも出来んのか」
と思われるような内容なのだろうが。


正直言うと、僕はこの本を読んで不安感が増した。
その不安感は決して悪い事じゃ無いと感じているんだが。


そう、僕は自分が抱えている「借金」のような存在に
幸いにも気付く事が出来た。
ただ、それを受け容れてしまうと、
何か自分が信じてきたものが崩れてしまうような
そんな不安がして仕方が無いのだ。


そして、ぼんやりとだが、
自分が信じてきたものが
「単なるプライド」だと言う事も
薄々気付いてはいるのだ。


そして何より「自己肯定」については、
今すぐ自分が解決出来るとは、
正直期待していない。
一生掛かって向き合う事になるんだろうな。


【前略、失敗の神様】
ひょっとしたら、失敗の神様の正体って
自己肯定そのものなんですか?
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# by keisukerudolf | 2010-09-23 23:02 | 前略、失敗の神様

患者目線で見た心療内科の現場

昨日は心療内科で定期健診を受けてきた。
3年前から2週間に1回のペースで受けている。


興味がある方も多いと思うので、
「現在進行形のうつ病患者」である僕目線で
心療内科の現場(特に初回)を語りたいと思う。


但し一点留意して頂きたい事がある。
今回の内容は、あくまで「僕の体験談」で、
全ての心療内科がそうだと言っている訳ではない。
但し、他の人の話を聞いていると、
概ね似通っているらしいけど、
この内容が「絶対じゃない」事というだけは
理解した上で、読んで頂きたい。


僕は金曜日に通っているんだけれど、
何故金曜日だったのか、実はあんまり覚えていない。
多分初めて予約を取る時に、
一番早く予約が取れたのが金曜日だったんだろう。


そう、まず予約を取る事から始まる。


薄らとした記憶を辿れば、予約を取る電話の時に
今、どんな症状が出ているかを聞かれた。
僕は一ヶ月前から激しい動悸がある事と、
睡眠不足が続いている事を訴えたと思う。


なので、心構えとしては、
「あ、予約を取るんだ」くらいで良いと思う。
統計を取った訳じゃないから定かじゃないけど、
大抵の心療内科は「予約制」だ。


予約の日時に至って、心療内科に行く。
問診表に電話で伝えた症状を書いて、
今飲んでいる薬を書く。
そして、血圧を測ってもらう。
これらのやり取りは、何ら他の病気で病院に行くのと変わらない。


なので心構えとしては、
「あぁ、初回は問診表書くんだ」ぐらいで良いと思う。


自分の番が来るまでは、待合室で待っている。
老若男女、僕と同じ病の人が集まっている。


ここは、ひょっとしたら見ている人の興味があるかも
と僕が勝手に憶測している事なんだけれども、
(そして、僕自身が思い込んでいた事だけど)
「待合室は、かなりダークな雰囲気があるんじゃないか」って事。


まぁ僕自身が患者目線で語っているので、
どこまで客観的に言葉を使えているか分からないけど、
正直、他の病気で病院に行くのと変わらない。
ってか、そんな雰囲気無い。


意外でした?


中学生と思しき年齢層から、かなり高齢の方まで。
結構幅広い年齢層を僕は見てきた。
男性が多いとか女性が多いとかは無く、
いつも割合は半々。
別に統計を取っている訳じゃないので
少し主観が混じっているのかも知れないけども、
まさに「老若男女」という表現が相応しいと思う。


待ち時間について。


場合によっては、予約を入れていた時間から
1時間以上過ぎてから呼ばれた事もあった。
かと思えば、血圧を測る間もなく
病院に行ったらすぐ呼ばれる事もあった。
だけど、まぁいつも10分くらいの待ち時間がある。


なので、心構えとしては、
「少し待たされる時間がある」ぐらいで良いと思う。


で、名前が呼ばれると診察室に通される。
場所によっては「カウンセリングルーム」とも書かれている。
多分名称が違っても、執り行われる事は変わらないと思うし、
僕はどちらも経験しているが、実際変わらなかった。


密閉された一つの部屋のなかで行われる。
そこでは、医者(ドクター)と一対一で話をする。
僕は一人で訪れているので常に一対一だけれど、
他の患者さんは、誰か付き添いの人と一緒に
部屋に入る光景も見ているので、
必ずしも一対一じゃないと思う。
けど、間違いなく医者(ドクター)は一人しか居ない。
患者一人でドクターが多数だと、ちょっと嫌だ(笑)


初回は、問診表に書いた症状を
もう一度医者(ドクター)に話をする。
良く覚えているのは「いつから続いているか」を聞かれた。
なので、心構えとしては、
「問診表に書いた事をドクターに伝えれば良いんだ」ぐらいで良いと思う。


診察が終われば、また待合室で待って
会計を済ませる。
処方箋が出ていれば、院内ならその場で、
院外なら外で薬を貰う。
投薬療法に関しては、僕も少し思うところがあるので
いずれ書くつもりだけど、今回は割愛。


まず、初めて心療内科に係る場合、
こんな心構えがあれば良いと思う。
・予約を取る
・問診表を書く
・待ち時間がある
・待合室は他の病気で行く病院と同じ雰囲気
・診察では問診表に書いた事をドクターに伝える


不足はあるかも知れないけど、
決定的な不足は無いと思う。
あったらその時に補足します。


何を言いたいかと言うと、
「心療内科は、他の病院と何ら変わらない現場」
って事を、声を大にして言いたいのだ。


【前略、失敗の神様】
僕目線で患者から見た心療内科の現場を書いて見ました。
「自分の体験を書いて伝える」事って、
結果どうであろうと、大切な事だと思いました。
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# by keisukerudolf | 2010-09-22 22:23 | 前略、失敗の神様

「ちょっとタンマ」マインド

産業カウンセラーの講座も残すところ後5回。
来月末には講座は終了。
講座は実技だけじゃなくって、終日講義の日もある。


先日は終日講座だった。
その担当講師の方は「噛み砕いて分かりやすく話しをする」人だった。


ご出身が東北と言う事で、随所訛っている事も相まって、
「土の香りすら漂う感じ」すらある話だった。
その先生の「DVししおどし説」に心を奪われた。
(なんでも、先生はその説を唱える為に
 本当に詩仙堂まで足を運ばれたのだとか。
 その徹底っぷりも含めて心を奪われた。)


「ししおどし」という単語を知らない方でも、
日本庭園で「カコーン」と鳴る音を聞いた事はあるだろう。
一定量の水が溜まると傾いて水を出し、空になると元に戻る。
元に戻った瞬間に竹筒と地面が接触してあの音が鳴る。


別に「ししおどし」の音色をどうこう言う訳じゃない。
その原理はまさに、人の心のバランスを言い得た表現だった。
と、自分の経験を元に深く納得出来た言葉だったので、
この場を借りて紹介したいと思う。


『その場で全部解決しようとするから、
 思わずカーっとなっちゃう。
 「その場で全部解決しちゃおう」って人は
 DV加害者になりやすい傾向があるんです。
 別に「タイム! ちょっと今は忙しいから後で話そう」とか
 言っちゃっても、全然良いんですよ。』


これ、DV加害者を「うつ病患者」に変えても、
全く同じ事が言えてしまうのだ。


言わば、既に心が一杯一杯の状態になっていると、
ほんの一滴の水のような取り留めも無い一言で、
感情が爆発してしまう(もしくは俗に言う「心が折れる」)事って
理解してもらえない事もあるけど、あるのだ。


ここで僕が一番伝えたい事は、
「ちょっとタイム、後回し」で良い、
という事なのだ。


僕自身を振り返って思う事なのだけれども、
僕は相手の一言一言を真に受ける癖がある。
なので、何気ない一言に対してでも、
その場で真剣に刃向おうとする。
非常に疲れるのだ。


問題解決する事はとても大切だし、
出来れば、日々起こる問題は少しづつでも
引き延ばさずに解決した方が良いかも知れない。
でも、自分が「今ちょっとしんどいな」って時は
解決を先送りしても構わないと言う話だった。


「写心家」とか「まほろばの旅人」などなど
自分に名前を付けて、色々取り組んでいる。
でも、写心家として写真を撮る事が怖くて
ここ一ヶ月ぐらいカメラも触ってない。


むしろ9月の頭には過労で倒れてもいる。
多分、写真どころじゃない僕の気持ちなんだろう。
「ちょっとタンマ!」って僕の心が
叫んでいるのかも知れない。


7月に「写心家」と名乗って色んな場に触れ始めて、
色んなご縁を頂き始めたこのタイミングに、というのも
きっと何かの意味がある気がしている。


【前略、失敗の神様】
「ちょっとタンマ!」マインド。
多分、今の僕に一番必要が気がしてます。
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# by keisukerudolf | 2010-09-21 20:13 | 前略、失敗の神様