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心のまほろばを求めて

大美和の杜から大和三山を眺めていると、
いつも不思議な気持ちに包まれる。



心のまほろばを求めて_e0145635_16384947.jpg




【大和三山と鳥居】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/1000sec
F8.0
露出補正 -2.0
ISO感度100




賛否両論あるものの、太古の昔より
この周辺に多くの人が住んでいた事は
明らかなのだと思う。
平地が広がり、水が豊かである。

尚且つ北は青垣高原を臨み、
南に大和三山に多武峰連山、
西に金剛山に二上山、
眼前に三輪山を臨む。

平地の多さと同様に起伏も豊かな
実に風光明媚な場所である。

この周辺の権力者が三輪山に到って
眼前の風景を誇らしげに眺めていたであろう事は、
稚拙な私の想像力を以ってしても
非常に容易く想像が出来る。



心のまほろばを求めて_e0145635_16451027.jpg







【大神神社の御神木】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/100sec
F8.0
露出補正 -0.3
ISO感度400




大神神社は三輪山を祀る神社なので、
御本殿が存在しない神社である。

樹齢何年なのかすら気が遠くなるような
御神木が境内を見下ろすようである。
尚、大神神社はお酒の神様でもあるようで、
あちこちにお酒がお供えしてあったが、
同時に卵もお供えしてあった。
何故卵なのかは良く分からない。
「神木に卵を投げ付けないで下さい」と
注意書きがしてあったが。



心のまほろばを求めて_e0145635_16492781.jpg







【玄賓庵周辺】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/25sec
F8.0
露出補正 -2.0
ISO感度400




大神神社から北へ歩く事、約30分。
静かな佇まいの庵がある。



心のまほろばを求めて_e0145635_16513429.jpg




【山辺の道】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/100sec
F8.0
露出補正 0.3
ISO感度100




大神神社から桧原神社までの道のりは
細い道が若干のアップダウンをしながら延々と続く。
ふと目の前に空が広がる景色が広がると、
得てして梅や桃の林が広がっている。




心のまほろばを求めて_e0145635_1654189.jpg







【桧原神社と二上山】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/400sec
F8.0
露出補正 1.3
ISO感度100




桧原神社はこのスポットから見る夕景が
絶景だそうな。
圧巻だと思うのは、大美和の杜からの
夕景であると思うが、数々の夕景の
写真はここで撮影されているらしい。




心のまほろばを求めて_e0145635_1657093.jpg




【桧原神社参道】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/100sec
F8.0
露出補正 -0.3
ISO感度100




JR巻向駅から桧原神社に向かう
その道中は本当に美しかった。



心のまほろばを求めて_e0145635_16592195.jpg




【箸墓古墳】
PENTAX K20D
Distagon T* 28mmF2
焦点距離28mm
WB太陽光
1/250sec
F8.0
露出補正 0.3
ISO感度100




言い伝えでは、箸墓古墳は
邪馬台国の女王が眠るのだとか。
俗に「卑弥呼の墓」と言われるが
真偽の程はまだ明かされていない。

桧原神社からJR巻向駅までの帰り道、
ぼんやり辺りを眺めていたら、
またここに訪れたいな、と思った。

山辺の道は神話の道。
万葉集の道でもある。

また訳は明日にでもゆっくり書きたいと思うが、
今は心のまほろばを探して、
毎日カメラを片手に歩いている。
ここが自分の心のまほろばなのかは
まだ定かではないし、
どういう訳でそう思ったのかは
自分でも分からないのだが。

「もう一度来たいと思った時に来たら良い」
景色にそう言われた様な気がした。
by keisukerudolf | 2008-12-30 17:07 | PENTAX K20D
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