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患者目線で見た心療内科の現場

昨日は心療内科で定期健診を受けてきた。
3年前から2週間に1回のペースで受けている。


興味がある方も多いと思うので、
「現在進行形のうつ病患者」である僕目線で
心療内科の現場(特に初回)を語りたいと思う。


但し一点留意して頂きたい事がある。
今回の内容は、あくまで「僕の体験談」で、
全ての心療内科がそうだと言っている訳ではない。
但し、他の人の話を聞いていると、
概ね似通っているらしいけど、
この内容が「絶対じゃない」事というだけは
理解した上で、読んで頂きたい。


僕は金曜日に通っているんだけれど、
何故金曜日だったのか、実はあんまり覚えていない。
多分初めて予約を取る時に、
一番早く予約が取れたのが金曜日だったんだろう。


そう、まず予約を取る事から始まる。


薄らとした記憶を辿れば、予約を取る電話の時に
今、どんな症状が出ているかを聞かれた。
僕は一ヶ月前から激しい動悸がある事と、
睡眠不足が続いている事を訴えたと思う。


なので、心構えとしては、
「あ、予約を取るんだ」くらいで良いと思う。
統計を取った訳じゃないから定かじゃないけど、
大抵の心療内科は「予約制」だ。


予約の日時に至って、心療内科に行く。
問診表に電話で伝えた症状を書いて、
今飲んでいる薬を書く。
そして、血圧を測ってもらう。
これらのやり取りは、何ら他の病気で病院に行くのと変わらない。


なので心構えとしては、
「あぁ、初回は問診表書くんだ」ぐらいで良いと思う。


自分の番が来るまでは、待合室で待っている。
老若男女、僕と同じ病の人が集まっている。


ここは、ひょっとしたら見ている人の興味があるかも
と僕が勝手に憶測している事なんだけれども、
(そして、僕自身が思い込んでいた事だけど)
「待合室は、かなりダークな雰囲気があるんじゃないか」って事。


まぁ僕自身が患者目線で語っているので、
どこまで客観的に言葉を使えているか分からないけど、
正直、他の病気で病院に行くのと変わらない。
ってか、そんな雰囲気無い。


意外でした?


中学生と思しき年齢層から、かなり高齢の方まで。
結構幅広い年齢層を僕は見てきた。
男性が多いとか女性が多いとかは無く、
いつも割合は半々。
別に統計を取っている訳じゃないので
少し主観が混じっているのかも知れないけども、
まさに「老若男女」という表現が相応しいと思う。


待ち時間について。


場合によっては、予約を入れていた時間から
1時間以上過ぎてから呼ばれた事もあった。
かと思えば、血圧を測る間もなく
病院に行ったらすぐ呼ばれる事もあった。
だけど、まぁいつも10分くらいの待ち時間がある。


なので、心構えとしては、
「少し待たされる時間がある」ぐらいで良いと思う。


で、名前が呼ばれると診察室に通される。
場所によっては「カウンセリングルーム」とも書かれている。
多分名称が違っても、執り行われる事は変わらないと思うし、
僕はどちらも経験しているが、実際変わらなかった。


密閉された一つの部屋のなかで行われる。
そこでは、医者(ドクター)と一対一で話をする。
僕は一人で訪れているので常に一対一だけれど、
他の患者さんは、誰か付き添いの人と一緒に
部屋に入る光景も見ているので、
必ずしも一対一じゃないと思う。
けど、間違いなく医者(ドクター)は一人しか居ない。
患者一人でドクターが多数だと、ちょっと嫌だ(笑)


初回は、問診表に書いた症状を
もう一度医者(ドクター)に話をする。
良く覚えているのは「いつから続いているか」を聞かれた。
なので、心構えとしては、
「問診表に書いた事をドクターに伝えれば良いんだ」ぐらいで良いと思う。


診察が終われば、また待合室で待って
会計を済ませる。
処方箋が出ていれば、院内ならその場で、
院外なら外で薬を貰う。
投薬療法に関しては、僕も少し思うところがあるので
いずれ書くつもりだけど、今回は割愛。


まず、初めて心療内科に係る場合、
こんな心構えがあれば良いと思う。
・予約を取る
・問診表を書く
・待ち時間がある
・待合室は他の病気で行く病院と同じ雰囲気
・診察では問診表に書いた事をドクターに伝える


不足はあるかも知れないけど、
決定的な不足は無いと思う。
あったらその時に補足します。


何を言いたいかと言うと、
「心療内科は、他の病院と何ら変わらない現場」
って事を、声を大にして言いたいのだ。


【前略、失敗の神様】
僕目線で患者から見た心療内科の現場を書いて見ました。
「自分の体験を書いて伝える」事って、
結果どうであろうと、大切な事だと思いました。
by keisukerudolf | 2010-09-22 22:23 | 前略、失敗の神様
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