「ちょっとタンマ」マインド

産業カウンセラーの講座も残すところ後5回。
来月末には講座は終了。
講座は実技だけじゃなくって、終日講義の日もある。


先日は終日講座だった。
その担当講師の方は「噛み砕いて分かりやすく話しをする」人だった。


ご出身が東北と言う事で、随所訛っている事も相まって、
「土の香りすら漂う感じ」すらある話だった。
その先生の「DVししおどし説」に心を奪われた。
(なんでも、先生はその説を唱える為に
 本当に詩仙堂まで足を運ばれたのだとか。
 その徹底っぷりも含めて心を奪われた。)


「ししおどし」という単語を知らない方でも、
日本庭園で「カコーン」と鳴る音を聞いた事はあるだろう。
一定量の水が溜まると傾いて水を出し、空になると元に戻る。
元に戻った瞬間に竹筒と地面が接触してあの音が鳴る。


別に「ししおどし」の音色をどうこう言う訳じゃない。
その原理はまさに、人の心のバランスを言い得た表現だった。
と、自分の経験を元に深く納得出来た言葉だったので、
この場を借りて紹介したいと思う。


『その場で全部解決しようとするから、
 思わずカーっとなっちゃう。
 「その場で全部解決しちゃおう」って人は
 DV加害者になりやすい傾向があるんです。
 別に「タイム! ちょっと今は忙しいから後で話そう」とか
 言っちゃっても、全然良いんですよ。』


これ、DV加害者を「うつ病患者」に変えても、
全く同じ事が言えてしまうのだ。


言わば、既に心が一杯一杯の状態になっていると、
ほんの一滴の水のような取り留めも無い一言で、
感情が爆発してしまう(もしくは俗に言う「心が折れる」)事って
理解してもらえない事もあるけど、あるのだ。


ここで僕が一番伝えたい事は、
「ちょっとタイム、後回し」で良い、
という事なのだ。


僕自身を振り返って思う事なのだけれども、
僕は相手の一言一言を真に受ける癖がある。
なので、何気ない一言に対してでも、
その場で真剣に刃向おうとする。
非常に疲れるのだ。


問題解決する事はとても大切だし、
出来れば、日々起こる問題は少しづつでも
引き延ばさずに解決した方が良いかも知れない。
でも、自分が「今ちょっとしんどいな」って時は
解決を先送りしても構わないと言う話だった。


「写心家」とか「まほろばの旅人」などなど
自分に名前を付けて、色々取り組んでいる。
でも、写心家として写真を撮る事が怖くて
ここ一ヶ月ぐらいカメラも触ってない。


むしろ9月の頭には過労で倒れてもいる。
多分、写真どころじゃない僕の気持ちなんだろう。
「ちょっとタンマ!」って僕の心が
叫んでいるのかも知れない。


7月に「写心家」と名乗って色んな場に触れ始めて、
色んなご縁を頂き始めたこのタイミングに、というのも
きっと何かの意味がある気がしている。


【前略、失敗の神様】
「ちょっとタンマ!」マインド。
多分、今の僕に一番必要が気がしてます。
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by keisukerudolf | 2010-09-21 20:13 | 前略、失敗の神様
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