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心、たゆたう

【初夏のせせらぎ】
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たゆたう。


私の好きな言葉。
ゆらゆら動いて定まらない。
ただよう。
収まりが付かない。
そんな感じ。


言葉のイメージからして、
何かフワフワしてる感じ。


バイト先のメンバーで体調不良や家族の不幸が続いていて、
ようやっと一段落かなーと思った矢先、
今度は店長のお子様が、当分付き添いが必要な病気に。


とりあえず、明日14時上がりだったのですが、
自ら「17時までは大丈夫です」と、店長にメール。


気付けば2週間ぶっ通し。
先週の金曜日、心療内科の定期健診後に
少し自分の時間が作れたものの、
完璧なオフは一切無し。


来週の3連休も、既に予定の入っている日曜日以外は
多分シフトに入る事になるだろう事だけを予測。
ある程度最悪のシナリオさえ想定しておけば、
実際そうなっても対処出来るだろう、と
ここ最近の教訓。


超楽しみにしていた休みを削られるだろう事は、
そりゃ私もめっちゃ辛い。


山辺の道の田園風景を撮りたかったし、
東大寺依水園の睡蓮も撮りたかった。


むしろ撮るつもり満々で、
どのレンズを持っていって、
被写体をシチュエーションしながら
ネットで歴史を調べたりと、
プランニングを進めていたその矢先。


本当にくどいようですけれども、
今のバイト先は、元々社員として配属された最初のお店。
社員として働いたのは3ヶ月だけでしたが、
「社員だとこういう責任を負わされる」という現実は
ある程度教えて頂いたつもりでいます。


今は、その現実を知りながら、
アルバイトとして働いて
「あぁ、何だかんだで、社員さんに守られてるんだな」
って実感する日々。


その社員さんの一大事なのなら、
せめて自分の出来る事はしたいと、
誰に言われるでもなく、そう感じました。


気負う訳じゃなく、店長代行という立場でもなく。
(そもそも私はバイトなので代行なぞ出来る筈も無い)


自分に与えられた時間で、足りない人手を何とかやり繰りして、
夜のメンバーにバトンを渡す。
極力必要以上の負荷を掛けないように。


足りないとはいえ、メンバーの人数は私以外にもいる。
他の店だと店長が仕事で居なくなれば、
一人で店を切り盛りしなきゃいけなくなる事もある。
いわば、今のバイト先では、仲間にも守られている。


コンビニのバイトで完全に生計を立てようとは
今全く考えていない。
事実、社員として再度チャレンジ出来る可能性は
自分に残されている事だって知っている。
でも、今の私には産業カウンセラーの講座が先決だ。


だからと言って、慢性的に人手不足に陥っているバイト先を
「自分とは関係ないから」と切り捨てるのも
何か、人としておかしく感じる。


私にとって奈良で写真を撮る事が生きる事と同義語なら、
バイト先で精一杯自分で出来る限り働く事も又
生きる事と同義語なんだと感じます。


自分のエゴが通じないくらいの緊急事態。
でも、それくらい頼られ守られている事が
店長の言葉や態度で伝わってくるから、
それからは逃げたくない。


待ち受ける結果が失敗や失態でも良い。
それは不幸じゃないから。
それが不幸かどうかは、私が決めるから。



写真は東大寺吉城川沿いのモミジストリート。
新緑が川面に写りこんでおります。
逆光なのにここまで安定してる風景も珍しい。
by keisukerudolf | 2010-06-04 23:30 | PENTAX K20D
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