策士、策に溺れる

【日の挿す方へ】
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産業カウンセラー養成講座の実技3日目。
実技は10人1グループの集団で行われます。
この「こじんまり感」が好きです。


今日はロールプレイング技法で、話し手(クライアント)が
何らかの人物を演じる方法です。


尤もカウンセラーからすると、ライブ技法であろうがロールプレイング技法であろうが、
目の前の話し手から、予測も出来ない話が飛び出してくるので、
その辺は全く変わりません。


でも目の前の話し手(クライアント)が、
「演じている、目の前の本人とは違う人」なので、
最初に出てくる話題が結構漠然としてるなー、って感じました。


実際カウンセラー役を体験して、
話し手(クライアント)の言葉を掘り下げていくと、
案外話し手本人の体験に基づく話になったりするのは
面白いなぁ~と感じました。


さておき。


今日、つくづく気付かされたのですが、
日常会話とカウンセリングって別次元なんですね。
日常会話が「会話」なら、カウンセリングは「対話」。


話し手(クライアント)が語る感情表現を逐一丁寧に拾っては、
相手の感情で理解出来るように質問をしたり、確認をしたり。


こんなの日常会話でやってたら、
普通の世間話だけで日が暮れますな(笑)。


カウンセラー用語で「相手の心に寄り添う」って言うんですが、
とにかく私も寄り添ってみよう!と思って
カウンセラー役をやってみたのですが。


とにかく相手の感情表現と「本当は何を伝えたいのか?」を掴もうとして
色んな技法をやってみました。


正直に、耳にして「あ、これ自分では理解出来ない言葉だな」と思ったらすぐ
「それは○○と捉えているのですが、違ってます?」と確認してみたり、
沈黙されても、慌てる事無くそれをあえて味わったりした訳なんです。


7分間のロールプレイングを終えて、ダメ出しを頂いたのが、
私の話すペースが速すぎたり、
私の口癖「なるほどなるほど」が、「本当に理解してるの?」と伝わってしまい、
結果、話し手の方が違和感を感じたんだとか。
本末転倒やないかい、俺(笑)。
タイトル通り、策に溺れてしまいました。


でも、凄くありがたかったのが
「相手の感情に寄り添っていこうという姿勢は凄く感じられた」と
コメントを頂いた事でした。


あー、スタンス(基本的な事)そのものは
決して間違ってなかったんだなーって。
私が場数を踏んでないので、やり方を知らないだけで。


それに気付けた事だけでも、めっちゃ収穫です。
実技で実践してみると、気付ける事だらけです。


なので、他の人はどうか知らないのですが、
私はカウンセラー役が終わっても、
また次も私がカウンセラー役をやりたいって思うんです。
(基本カウンセラー役をやれるのは、実技一回につき一度)


一つ肝心な事。
私はカウンセラー役で、何一つ話し手にアドバイスはしてません。
とにかく聴く。それだけ。




写真は、春日山原生林の風景。
山の中に一歩足を踏み入れれば、どこでも目にする光景。


ですが、この写真見てて思うのは
「あー、私はこの雰囲気感を表現したいんだなー」ということ。


具体的に言うと、本当に表現したかったのは
メインに映っている(と思う)木の枝じゃなくって、
その背景にある「やや白トビしてるけど、かすかに分かる木々の存在」。


日を浴びて、描写し切れていないんですが、
この部分があるからこそ、メインの木の枝のシルエットが
効果的に浮かび上がってくるんだよねー、って思います。


影があるのは、間違いなくどこかに光があるから。
そんな哲学的な事を連想しながら
自分の写真を見てますが、何か?
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by keisukerudolf | 2010-05-09 22:12 | PENTAX K20D
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