雨煙り、その美しさ

【帳迫る秋篠寺】
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私が憧れに憧れる写真家、今は亡き入江泰吉先生。
雨や雲、霧を写真に効果的に入れた事から
「ミスターウェット入江」とも言われます。


私が奈良に拘り続けるのも、入江先生への
憧れなんだと思います。
入江先生は京都の仏像なども撮られていらっしゃいますが、
写真家生活のその殆どを奈良で送られており、
「奈良と心中する」とまで仰られた方。
まさに私の尊敬する方なのです。


うつ病患者の私にとって、雨と言う気象状況は
精神状態を不安定にする要素なのですが、
カメラ担げば天気は二の次三の次。
雨が降れば「よっしゃ、雨撮るど~!」と意気込み、
曇れば曇るで「よし、露出が安定するわい」と盛り上がる私。


カメラをやってらっしゃる方だと分かると思いますが、
雨の日や曇りの日はシャッタースピードが稼げないので、
人によっては「晴れた日のお昼3時迄が勝負」だそうですが、
私にとっては日没30分後まで十分勝負時です(笑)


昨日のような雨の日(特に雨の激しい日)だと、枝葉が風に揺れるのに
シャッタースピードは稼げないので、どうしても眠い写真、
つまりピントを合わせる部分がぶれている写真や
ピント以外の場所がブレブレになっちゃうんですが。


そうなったらそうなったで、「よっしゃ絞り解放!!」
眠くなる写真をボンヤリ写真に化かすのも一つ!
なんちゃってソフトレンズ的な描写になって、
それはそれで、一つの味に変わるんです。


後は、レタッチの腕の見せ所。


尚、ここ秋篠寺は紅葉の名所でもあります。
去年もここで紅葉写真を狙いましたが、
ほんまに綺麗な場所でした。
可愛らしい優しい顔をされたお地蔵様もいらっしゃいます。


フリーターの身とは言え、バイトのシフトもあるので、
撮影日の天気までは変えられません。
そうなりゃ、その日の天気を楽しむまで。
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by keisukerudolf | 2009-11-02 01:14 | PENTAX K20D
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