【みたらい渓谷と滝】
昨日の続きです。 自分がチャレンジして来なかった、 でも好きな(もしくはトライしてみたかった)ジャンルって 誰にでもあるような気がします。 私にとって「自然相手にシャッターを切る」というのがそれです。 今日、バイト帰りに自分の一眼レフの原点を色々と思い出していたのですが、 最初に一眼レフで撮った写真は雪の降る金閣寺でした。 そして最初の被写体はほとんど京都でした。 その後、のめり込んだのが植物撮り。 京都府立植物園でSIGMA50MACROをフル活用した記憶があります。 しかし植物園で一番印象に残った風景が、 「植物園から見える比叡山」というもの。 花とちゃうんかい(笑) そこから「単焦点de風景」→「単焦点de奈良」に到り 奈良の歴史を少しでも豊かに表現すべく 単焦点レンズを揃いに揃えました。 今でも「単焦点de奈良の歴史」と言うテーマを 捨てるつもりはありませんし、 これからもっともっと自分なりに突き詰めていくつもりです。 が、たまたま縁があって被写体に選んだ「奈良の大自然」は 自分ののめり込んだ原点でもある 「府立植物園から見る比叡山」の風景に 結構近いものを感じました。 それまで目の前にあるものに固執し過ぎて、 何だか消化不良気味に、漠然と納得いかない写真を撮りながら、 ふと目線を上げると見つかった美しいもの。 そんな感じです。 「奈良の大自然」にも「吉野・熊野古道」という歴史はありますが、 大台ケ原やみたらい渓谷には、 人間の歴史を超越しな「何か」があるのでは無いか、 そんな気がしています。 で、今日の写真。 滝の流れを滑らかに写す為に、絞りに絞ってシャッタースピードを落として 「滝・渓流・モミジ」を表現しようと思ったのですが、 少し欲張りすぎたような気がしています。 もっとシンプルに「滝と渓流」もしくは 「渓流とモミジ」だけでも十分じゃないかな、 と思ってみたり・・・ 最初に訪れた場所でいきなりホームランは打てませんね。 試行錯誤を重ねながらMyスポットを彷徨い続けるのでしょう。 そう、私は「まほろばの旅人」。
by keisukerudolf
| 2009-10-19 21:16
| PENTAX K20D
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