太古に思いを馳せて

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【今も昔も変わらぬ願いを込めて】



奈良を撮りだしてから、ごく当たり前のように東大寺大仏殿を撮っていますが、
今から思うと、この大仏殿が現在に残っているって凄い事なんだと思います。


そもそも、奈良時代に大仏を建立した事すら奇跡に近いかも知れません。


今の時代で例えるならば、
「景気も悪いし、伝染病も流行ってるし、その為人心が乱れに乱れている!
 それならいっそ国家事業で大仏を作って、その大仏に何とかしてもらおう!」
的な考えなのかもしれません。
合ってる合ってないは別にして。


そんな大仏様が1200年以上経った今でも、
姿は建立当時よりも小さくなったらしいですが
残っているというのが本当に不思議。


だって、普通の一軒屋ですら建てるのに一苦労で
維持させるのにはもっと手間が掛かるわけです。
それをあれだけの大きさの建物も一緒に今に残る。


何と言いますか、当時の為政者達の藁にもすがる思いを感じます。
そして、時代が変わった今でも大差ないなぁと思ったり。


平成の奈良の夏の夜を彩る燈篭たちを借景に大仏殿を見ていると、
凄く胸が締め付けられるような思いに駆られます。
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by keisukerudolf | 2009-08-17 21:52 | PENTAX K20D
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