【浅茅ヶ原園地の看板と風景】
8月5日のなら燈花会初日、被写体に選んだ会場は、
私の思い入れがある浅茅ヶ原園地。
奈良公園内は色んな絶景があるが、何れも朝に昼に夜にそれぞれ違う表情を持つ。
殊、燈花会では表情が一変する事もある。
私が浅茅ヶ原に深い思い入れを持っているのは、
その闇の深さ故である。
この写真からは感じられないかも知れないが、
浅茅ヶ原自体が小さな森なので、灯りの多い場所を少しでも離れれば、
そこには漆黒の闇が広がっている。
闇と人工の限りを尽くした灯りが絶妙なバランスで存在しているのが
浅茅ヶ原であると思う。